悪いのは道具ではなく人

悪いのは道具ではなく人が
その道具をどう使うか
だということは
よく言われることです。

今日、
子どもにスマホを持たせるか
どうか、を懇談会で話し合って
上記の言葉を思い出しました。

中学校の先生が

スマホを持たせないと
いうことは不可能だろう。

と話されていたそうです。

小6なので
来年から3年くらいの間に
持たせるようになると思うのですが、
どのようなルールを決めると
揉め事を防ぎやすいか
ということを
上の子がいる保護者が
「うちはこうしてます。」
みたいなのを言ってもらって
それを参考にする
という感じでした。

具体的に

こうしてたから
こんなトラブルを防げました。

というのは、なかったけど、

とりあえず、持たせる
一番はじめが肝心だと
いうことが、

わかりました。



トンネルを早く掘るために
開発されたはずのダイナマイトが
武器として使われたり、

3Dコピーが臓器の模型を作るのに
使われてから、手術の準備が
充分にできるようになり、
成功率が上がったらしい
のですが、
銃をコピーした人がいて、
問題になりましたね。


インターネットや携帯電話が普及して
とても便利になりましたが、
迷惑メールの被害にあったり
それまでになかった犯罪が増えました。

でも、そういうことは
いままでの人類が何回も繰り返してきたこと
ですから、
失敗は成功のもと
そろそろ、トラブルなく
新しい技術が導入される事例が出てきても
よいのではないかと思います。


トラブルをいかに被害を最小限にするか
ということを考える方がよいような
気もします。

どんな新しい技術も人間の欲望が
コントロールできなくて
悪い方へいってしまうのですから、

子供たちには、
欲望のコントロール方法について
考えて欲しいですね。

過去の子供たちが失敗をしてきた
いろいろな事例をたくさん
知って欲しいです。

中学生になるとなんだか急に
大人になったような気がして
傲慢になるので、
自分たちは未熟なのだということを
知って、謙虚にいろいろ
学んで欲しいのですが、
思春期、反抗期ですから
なかなか、そうもいきません。

若さ故の無謀さが
物事を前に進めてくれることも
あるので、それは失って欲しくないです。

ゆとり世代やさとり世代は
あまり、欲望をむき出しにしないと
聞きます。

それは大人からすれば
とても管理しやすいの
かもしれませんが、
欲望をなくすということは
向上心もなくすことなので、
人類として衰退していくのではないか、
良くないことではないか
と思います。

いまの子供たちには
欲望は削ぎ落としたり、抑制したりせずに
コントロールする方法を
学び、未来がよい方向に
向かえばいいなと思います。